「D+C #8 各務原の家」 (岐阜県各務原市) 2007 (施工 : 株式会社 正栄工務店)
木造2階建て 延べ面積: 117.83 m2 (35.64坪)
東側の池へ最大限開いた計画のために、西側道路、南側隣家へは極力、開口部を設けていません。メインの外壁はサイディングにジョリパット吹付。2階部分はガルバリウムのK型スパンドレル。
白い吹付の壁の上に乗ったガルバリウムの箱。眺めが良く、視線もない東の池側に最大限の開口を取っています。
玄関ドアを開けると正面はカモのいる池。
セランガンバツの玄関ドアと下足入れ。 床には黒いタイルと白い玉砂利。
階段を下りようとすると、正面に切り取られた池の景色が望めます。
10帖の子供室。将来は仕切って使えるように、ドアもスイッチ・コンセントもそれぞれ2ヶ所設置してあります。上部にロフトがあり、階段室を挟んで反転した位置にある寝室のロフトとつながっています。
2階のプレイルーム、子供室への廊下に面している、リビング上部の4帖の吹抜。空間的な広がりのあるリビングとなるとともに、2階の子供の気配が感じられるようになっています。
ダイニング・キッチンとリビングの空間はシースルーな階段によって緩やかに仕切られています。
階段を上がると吹抜けに面したプレイルーム。西日に配慮し、まぶしくないように高窓にしてあります。大きくはない窓ですが、十分に明るいです。
2階寝室の腰窓からは池が一望できます。
リビングにはスケルトンの階段。両側の白いササラはスチール、段板は集成材。奥のキッチン、ダイニングとを緩やかに仕切ります。建物の中心に配置された階段によって、上下階の気配をどこにいても感じられます。