COLUMN
No.36
※このコラムは、アーキストリンク以前のTAJIMA建築事務所時代でのコラムです。
ちょっと前に、知り合いの方から、紹介するから「建築家協会」に入会しないか、という話を頂いた。建築家協会の存在は知っていたが、内容はどんなものなのか全く知らなくて、ご丁寧に入会案内も頂いたので内容を見てみた。内容はともかくとして、気になることがあった。
どうも、「建築家協会」で定義される「建築家」って、設計・監理をしているその道のプロを指しているようだ。だから、施工のことにはほとんど触れていないし、当然のように設計と施工は別で、建築家の仕事はあくまで設計と監理であるようだ。設計もやって、施工もやる人間は「建築家」ではない?
「○○家」とつく職業を単純に思い浮かべてみると、「作曲家」は曲を作る人だろうし、同じように「作詞家」は歌の歌詞を作る人だろうし、「評論家」評論を書いたり述べたりする人だろうし。そうすると建築を作る・創る人が「建築家」のような気もするのだが、設計・監理をする「建築家」は実際には建築しないし。「設計家」とか「建築設計家」が的を得た肩書きのような気もする。
まあ、そんな肩書きはどうでもいいのだが、私自身もこのホームページに限っては「建築家」という言葉を入れている。これは、ホームページを作るのに自分を端的に言い表す言葉がなかったことと、設計から施工までをおこなう、建築を創る人という意味合いをこめて、あえて「建築家」って入れている。
(※TAJIMA建築事務所のHP)
自分で「建築家です」って言ったこともないけれど、言うとなんだか背中がムズムズしそうで。設計も施工もできる建築士は、なんと言えばいいんだろう?
Copyright (c) 2012 ArchistLINK All rights reserved.
アーキストリンク
〒460-0011
名古屋市中区大須3-1-36 林太陽ビル10B