COLUMN
No.49
「人生最大の買い物」と言う前に 2007/07/17
うちの道路向かいに建つ3軒の建売住宅。
先週末から、そのうちの1軒の購入者(建売の場合は施主って言わないんだよね?)らしき人が出入りしている。エアコン業者も来てたりするので、多分、近々引っ越してくる予定なんだと思う。もう一軒は、早々と売約済の札がかけてあったけど、具体的な出入りはまだない。最後まで売れ残っていた1軒は、先週あたりで現地説明会のノボリも撤去されたし、ついに売れたのかもしれない。
カヤの外から眺めてた近隣の一人としては、プランといい、施工会社やその施工状況といい、「そんなの、あり?」 と思うような(あくまで個人的にですが)住宅が、最終的には売れてゆく。なかなか売れなかった1軒が最終的にいくらで売れたのかは知る由もないが、土地込みで2780万円で売ってたものが、2000万円までは下がってないでしょう。さすがに。(うちは駅近でもない、辺鄙なところなので、土地込みの建売でもこの値段で、高い方だと思います)
人生最大の2000万円の買い物。
ぼくは、どっぷりと建築業界の人間なので、2000万円でも建売を買おうとは思わない。でも、ぼくが、建築とは全くちがった、右も左もわからない業界で2000万円の買い物をして、人生掛けなくちゃいけない状況になったら・・・
その業界のことを少しでも勉強して、友人・知人にも聞いてまわるとおもう。大学の受験勉強以上に、一級建築士の試験以上に、勉強すると思う。
だって、2000万円という大金、ずーと借金として背負うんだもの。そして最終的には、信頼できる友人・知人が信頼できるという人へと、「信頼」という基準でたどり着いた人から買うと思う。
こちらが真剣に考え、信頼できると思う人にめぐり会ったのなら、それでほとんど成功。
信頼できる人はさらに、同じように信頼できる人たちが周りにいるから。その初めの信頼できる人を見つけるのは、自分自身の「人を見る眼」。
そして住宅の場合、その信頼できる人が 「建売」 という選択肢がベストだというのであれば、それはそれで正解なんだとも思う。少なくとも、「人生最大の買い物」 と言う前に、人生最大の勉強と人を見る眼を養っておくのが先決だと思う。
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